投資を優先しすぎて“今”を犠牲にしない!人生を豊かにするお金のバランス

お金のバランス
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「将来のために、できるだけ多く投資したほうがいい」と思っていませんか?

もちろん、将来に向けてお金を増やすことは大切です。でも、そのために旅行や趣味、学びなど、今しかできない経験まで我慢してしまうのはもったいないです。

大切なのは、金融への投資・経験への投資・日々の消費をどう振り分けるかです。

この記事では、無駄な支出を減らしながら「今」と「将来」のどちらも大切にする、お金の使い方とバランスについて考えていきます。

目次

あなたのお金の使い道はどれ?人生を左右する「3つの分配先」

毎月入ってくるお金は、家賃や食費、趣味、貯金、投資など、いろいろな場所へ分かれていきます。

では、その使い道を少し大きな目で見てみるとどうでしょうか。
お金の使い道は、大きく分けると「金融への投資」「経験への投資」「消費・浪費」の3つに分けられます。

どれか1つだけが正解というわけではありません。大切なのは、今使っているお金が、どこへ向かっているのかを知ることです。

この3つを意識できるようになると、「なんとなく使うお金」が減り、限られた収入でも将来につながる使い方を考えやすくなります。

①未来にお金を増やす「金融への投資」

金融への投資とは、株式や投資信託などにお金を回し、将来の資産を育てていくことです。
たとえば新NISAを使って、毎月少しずつ投資信託を積み立てるのもそのひとつです。

もちろん、投資をしたからといって必ずお金が増えるわけではありません。
値下がりすることもありますし、元本割れの可能性もあります。

それでも長い時間をかけて積み立てを続けることで、今持っているお金に「将来のお金を生み出す役割」を持たせることができます

ここが、ただ貯金する場合との大きな違いです。

月1,000円や5,000円など、最初は小さな金額でもかまいません。
大切なのは、生活に必要なお金まで投資するのではなく、無理なく続けられる金額から始めることです。

「余裕ができたら投資しよう」と考えていると、いつまでも始められないことがあります。少額でも未来へお金を送る習慣を作ることが、資産づくりの第一歩になります。

②今の自分を強くする「経験への投資(自己投資)」

投資というと、お金を増やすことばかり考えがちですが、自分自身にお金を使うことも立派な投資です。

本を買って学ぶ、資格を取る、新しい仕事に必要なスキルを身につける。行ったことのない場所へ旅行したり、新しいことに挑戦したりするのも、広い意味では経験への投資といえます。

金融への投資が「お金に働いてもらうもの」なら、自己投資は自分自身の力や選択肢を増やしていくものです。

たとえば、1万円を投資信託に入れれば、その1万円が将来増える可能性があります。

一方、その1万円で資格の勉強をして、仕事の選択肢が増えたり収入が上がったりすれば、長い目で見ると金融投資以上のリターンになるかもしれません。

すぐに金額として返ってこなくても、知識や経験は自分の中に残ります。

「資産を増やす」だけではなく、これからの自分を少し生きやすくするためにお金を使うことも、将来への大切な投資です。

③何も残らず消えていく「ただの消費・浪費」

3つ目は、日々の消費や浪費です。

食費や家賃、水道光熱費など、生活するために必要な支出はなくすことができません。また、趣味や外食なども、毎日の楽しみとして大切なお金の使い道です。

そのため、消費そのものが悪いわけではありません。

気をつけたいのは、「なんとなく」で使って、そのまま消えていくお金が増えすぎることです。

コンビニに寄るたびに買う飲み物、ほとんど使っていないサブスク、セールだからという理由だけで買った服。
ひとつひとつは小さな金額でも、それが毎月積み重なると大きな支出になります。

しかも、そのお金は金融資産として残るわけでも、自分の知識や経験として残るわけでもありません。

だからこそ、節約するときは何でも削るのではなく、「このお金は自分にとって何を残してくれるだろう?」と一度考えてみるのがおすすめです。

同じ1万円でも、使い道によって未来は変わります。

お金を使わないことが大切なのではなく、限られたお金を「未来の資産」「自分の成長」「今の生活」のどこへ分けるかを考えること。

この3つのバランスを少し意識するだけでも、お金との付き合い方は変わっていきます。

一番の敵は「見栄と課金」!無駄な消費を削るべき本当の理由

投資に回すお金を増やそうとすると、まず「もっと節約しなければ」と考えがちです。

けれど、食費をぎりぎりまで削ったり、楽しみにしていた旅行を諦めたりする必要はありません。
見直したいのは、自分にとって大切なお金ではなく、なくても困らないお金です。

とくに気をつけたいのが「見栄」と「課金」。ここを整理できれば、金融投資だけでなく、自分の経験にもお金を回しやすくなります。

①「金融投資」のために大切な経験を諦めるのは本末転換

資産形成を始めると、「できるだけ多く投資したほうがいい」と考えてしまうことがあります。

月1万円より2万円、2万円より3万円。たしかに投資額が増えれば、将来の資産を大きくできる可能性も高くなります。

ただし、そのために今しかできない経験まで諦めてしまうのは少し違います。

友人との食事、行ってみたかった場所への旅行、新しいことを学ぶためのお金。こうした経験は、あとから同じ金額を出しても取り戻せないことがあります。

とくに時間や体力が必要な経験には「今だからできる」という面があります。

将来のためにお金を残すことは大切です。しかし、将来の自分だけを優先して、今の自分が我慢ばかりするのも本末転換です。

金融投資と経験への投資は、どちらか一方を選ぶものではありません。

未来のお金を育てながら、今の自分にもきちんとお金を使う。

その両方を続けるために、まず減らしたいのが「自分にとって価値の低い消費」です。

②実は気づかぬうちに家計を圧迫している「見栄と課金」の正体

無駄づかいというと、高級品を次々と買ったり、大きな買い物を繰り返したりする姿を想像するかもしれません。

ところが実際には、もっと小さな支出が家計をじわじわ圧迫していることがあります。

その代表が「見栄」と「課金」です。

周りからよく見られたいから買うブランド品。流行しているから買い替えるスマホ。なんとなく続けている動画や音楽のサブスク。ゲームやアプリへの少額課金。

もちろん、それ自体に満足しているなら無駄とはいえません。

問題なのは、「本当にほしいから」ではなく、「なんとなく」「みんなが持っているから」でお金を使っている場合です。

月500円や1,000円なら、それほど大きな支出には感じません。

しかし、1,000円のサービスが5つあれば月5,000円、年間では6万円になります。

小さな支出ほど一回ごとの痛みが少ないため、気づかないうちに増えやすいものです。

だからこそ、「安いから残す」ではなく、「今の自分にとって本当に必要か」で判断することが大切です。

③無駄な消費をカットすれば「2つの投資」の原資は同時に生まれる

無駄な消費を減らす目的は、ただ節約して貯金を増やすことではありません。

そこで浮いたお金を「金融への投資」と「経験への投資」に振り分ければ、将来と今の両方にお金を使えるようになります。

たとえば、毎月なんとなく使っていた1万円を減らせたとします。

そのうち5,000円を新NISAの積立に追加し、残りの5,000円を本や資格、旅行などのために取っておく。

これなら年間で6万円を金融投資へ、もう6万円を経験へ回せます。

収入はまったく増えていません。それでも、お金の行き先を変えるだけで年間12万円を「自分に残るお金」へ変えられます。

節約というと「我慢するもの」という印象がありますが、本来の目的はそこではありません。

大切ではないものへの支出を減らし、その分を大切なものへ移していく。

「何を削るか」だけではなく、「浮いたお金を何に使いたいか」まで決めることで、節約は前向きなものになります。

金融投資だけに全力を注ぐ必要も、今を楽しむために将来を後回しにする必要もありません。

無駄な消費を少しずつ減らして、未来の資産と今の経験へ振り分ける。それが、限られた収入の中で2つの投資を続けるための考え方です。

3. 「今」と「将来」を両立させるお金のベストバランスの作り方

「将来のために投資したい。でも、今の生活も楽しみたい」

この2つは、どちらかを諦めなければならないものではありません。

大切なのは、余ったお金をなんとなく振り分けるのではなく、先に「何に、いくら使うか」を決めておくことです。

ここでは、将来の資産を育てながら、旅行や趣味、学びなどにも気持ちよくお金を使うための3つのステップを考えてみます。

ステップ①:まずは「何のためにいくら必要なのか」ゴールを逆算する

最初にやっておきたいのが、「何のためにお金を貯めるのか」を決めることです。

老後のために2,000万円必要、というような大きな目標でなくてもかまいません。

「5年後までに300万円貯めたい」「毎年10万円は旅行に使いたい」「資格の勉強に5万円使いたい」など、自分に必要な金額をできるだけ具体的にしてみます。

ゴールが決まったら、そこから毎月必要な金額を逆算します。

たとえば5年間で300万円を用意したいなら、単純計算では年間60万円、毎月5万円です。

ここで大切なのは、無理な金額なら目標や期間を調整してもいいということです。

毎月5万円が難しいなら、期間を長くする、目標額を見直す、少しずつ収入を増やす方法を考えるなど、選択肢はいくつもあります。

「とにかく余ったら貯める」ではなく、ゴールから逆算することで、今使っていいお金も見えやすくなります。

ステップ②:「使うための口座(思い出予算)」をあらかじめ分ける

将来のために貯金や投資をしていると、お金を使うことに罪悪感を持ってしまうことがあります。

そこで作っておきたいのが、最初から「使っていい」と決めたお金です。

たとえば旅行や趣味、外食など、自分が楽しむためのお金を毎月5,000円や1万円ずつ別の口座に移しておきます。

ここでは、このお金を「思い出予算」と考えてみましょう。

月5,000円なら1年間で6万円、月1万円なら12万円になります。

普段の生活費とは分けておくことで、「今月は使いすぎたかも」と不安になりにくくなります。

そして何より、このお金は使うために貯めているので、旅行や趣味に使っても問題ありません。

貯金や投資だけが正しいお金の使い方ではありません。

将来のためのお金と同じように、「今を楽しむためのお金」も先取りしておく。

こうして使う予算まであらかじめ決めておけば、将来への備えと今の楽しみを両立しやすくなります。

ステップ③:削ったお金を「金融」と「自己投資」に配分する

無駄な支出を見直して月1万円が浮いたとき、そのすべてを金融投資に回す必要はありません。

おすすめなのは、金融投資と自己投資の両方に振り分けることです。

たとえば「金融投資7:自己投資3」の割合なら、1万円のうち7,000円を新NISAなどの積立へ、3,000円を本や資格、学びなどに使えます。

反対に、転職や資格取得などに力を入れたい時期なら「金融5:自己投資5」にしてもかまいません。

年齢や収入、貯金額、これからやりたいことによって、ちょうどいい割合は変わります。
大切なのは、金融投資だけに偏らず、自分自身にもお金を回すことです。

若いうちは自己投資を多めにして、収入が増えてから金融投資を増やす方法もあります。反対に、将来への備えを急ぎたいなら、金融投資を少し多めにしてもいいでしょう。

一度決めた割合をずっと守る必要もありません。

「今の自分は、どちらにお金を使うとこれからの生活がよくなるだろう?」

そう考えながら、その時々で割合を変えていけば十分です。

将来の資産を育てる。今しかできない経験も楽しむ。そして、自分自身にも投資する。

この3つを無理なく続けられる配分こそが、自分にとっての「ベストバランス」になります。

最後に勝つのは、お金と上手に付き合う「幸せな投資家」

投資を始めると、どうしても「いくら増えたか」が気になります。

けれど、資産額だけを増やすことが人生の目的ではありません。

将来に備えながら、今の生活も楽しむ。そのためには、お金を貯めること、増やすこと、使うことのバランスが大切です。

目指したいのは、資産額だけで人と競う投資家ではなく、お金を味方につけながら、自分の暮らしも大切にできる「幸せな投資家」ではないでしょうか。

投資を「生活の一部」に溶け込ませ、良い意味で放置できる理由

投資を始めたばかりのころは、値動きが気になるものです。

昨日より1万円減っていると不安になり、反対に大きく増えているとうれしくなる。毎日のように証券口座を開いてしまうこともあるでしょう。

しかし、長く積立投資を続けるなら、毎日の値動きに一喜一憂する必要はありません。

そこで役立つのが、自動積立です。

給料が入ったら生活費を払い、決めた金額が自動で投資に回る。あとは普段どおりに生活する。

この形を作ってしまえば、投資のために毎月がんばる必要がなくなります。

歯をみがいたり、家賃を払ったりするのと同じように、投資も生活の一部にしてしまうイメージです。

もちろん、完全に忘れていいわけではありません。家計や収入が変わったときには、積立額が無理のない金額になっているか見直す必要があります。

それでも、毎日相場を確認して「売ったほうがいいかな」「もっと買ったほうがいいかな」と悩み続けるより、決めた仕組みに任せたほうが続けやすくなります。

投資に使う時間を減らして、そのぶん自分の生活に時間を使う。

これも、長く投資を続けるための大切な考え方です。

若い頃の経験投資は、人生後半の「稼ぐ力(本業の収入)」になる

金融投資には、早く始めるほど長い時間を使えるという強みがあります。

実は、自己投資にも似たところがあります。

若いうちに身につけた知識やスキル、仕事で得た経験は、その後何年にもわたって使える可能性があるからです。

たとえば、仕事に役立つ資格を取る。パソコンのスキルを身につける。興味のある分野を学んで、実際にやってみる。

その経験がすぐ収入につながらなくても、数年後の転職や仕事選びで役立つことがあります。

もし自己投資によって毎月の収入が1万円増えれば、年間では12万円です。その状態が何年も続けば、家計に与える影響は小さくありません。

さらに収入が増えれば、その一部を金融投資へ回すこともできます。

つまり、自己投資で「稼ぐ力」を育て、そのお金を金融投資へ回す流れを作ることもできます。

ただし、経験への投資は収入につながるものだけではありません。

旅行をしたり、趣味を楽しんだり、新しい人や考え方に出会ったりすることも、その後の人生を豊かにしてくれます。

お金は、残すためだけにあるものではありません。

未来のために増やすお金もあれば、今の自分を育てるために使うお金もあります。

金融資産を育てながら、自分自身の経験や力も育てていく。

どちらか一方だけを追いかけるのではなく、お金とうまく付き合いながら今も将来も大切にする。それが、長い人生で目指したい「幸せな投資家」の姿です。

まとめ:投資はあなたの「人生を豊かにするため」心強い味方になる

投資は、ただお金を増やすためだけのものではありません。

将来に向けて資産を育てる「金融への投資」と、今の自分を育てる「経験への投資」。
この2つをうまく取り入れることで、今と将来のどちらも大切にできます。

そのために減らしたいのが、見栄やなんとなく続けている課金など、自分にとって価値の低い消費です。
浮いたお金を未来と経験へ振り分ければ、収入を大きく増やさなくてもお金の流れは変えられます。

投資は人生の目的ではなく、自分らしい暮らしを支えるための手段です。

無理のない金額から続けながら、今の楽しみも大切にしていきましょう。

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