収入が少ないなら、まず収入を増やすべき?『それができたら苦労しない』と思う人へ」

まずは収入を増やすべき?
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「収入が少ないなら、投資より先に収入を増やした方がいい」
そんな意見を見て、「それができたら苦労しない」と思ったことはありませんか?

たしかに、収入が増えれば家計にも余裕が生まれます。でも、転職や副業を始めたからといって、すぐに収入が増えるとは限りません。

大切なのは、収入アップを待つのではなく、今できることも同時に始めること。

この記事では、今の収入のなかで無理なく資産づくりを始める考え方を紹介します。

目次

「収入が少ないなら、まず収入を増やすべき」は正しい?

お金を貯めたい、投資を始めたいと思って調べていると、「収入が少ないなら、節約や投資より先に収入を増やした方がいい」という意見を目にすることがあります。

たしかに、収入そのものが増えれば、毎月使えるお金も増えます。貯金や投資に回せる金額も増やしやすくなるでしょう。

そう考えると、収入アップを目指すのはとても大切なことです。

ただ、「それが簡単にできたら苦労しない」と感じる人もいるのではないでしょうか。

収入を増やすことは大切。でも、すぐにできるとは限りません。

だからこそ、「収入を増やしてから」と考えるだけではなく、今の自分にできることにも目を向けてみましょう。

収入が増えれば家計に余裕ができるのは間違いない

毎月の収入が増えれば、家計に余裕をつくりやすくなります。

たとえば、今まで毎月1万円しか残らなかった人が、収入アップによって3万円残せるようになれば、その差は毎月2万円です。

1年間なら24万円になります。

生活費が大きく変わらなければ、増えた分を貯金に回したり、将来のために投資したりすることもできます。

また、収入に余裕があれば、急な出費にも対応しやすくなります。
家電が壊れた、車の修理が必要になった、といったときにも、ある程度のお金が残っていれば安心です。

そのため、収入アップを目指すこと自体は、家計をよくするための有効な方法のひとつです。

「節約には限界があるから、収入を増やそう」という考え方も間違ってはいません。

ただし、ここで考えておきたいことがあります。

それは、収入アップは「やろう」と思ったら、すぐにできるものではないということです。

でも、収入は今日からすぐ増やせるものではない

収入を増やす方法として、よくあげられるのが転職や副業、資格の取得などです。
どれも収入アップにつながる可能性はあります。

ただ、今日「収入を増やそう」と決めて、来月からすぐに毎月5万円増えるとは限りません。

転職するなら求人を探して応募し、面接を受ける必要があります。
条件に合う会社が見つかっても、今より給料が高くなるとは限りません。

副業も同じです。

仕事が終わってから取り組む時間が必要ですし、始めたからといって、すぐに安定した収入になるとは限らないでしょう。

資格やスキルを身につける場合も、勉強する時間や費用が必要になります。

もちろん、できそうなことがあれば挑戦するのもひとつの方法です。

でも、「収入を増やせばいい」と言うほど、現実は単純ではありません。

仕事や生活の状況によっては、今すぐ収入アップに動くのが難しい人もいます。

だから、収入が少ないことを理由に「まず収入を増やさなければ何も始められない」と考える必要はありません。

「収入が増えてから」と待ち続けなくてもいい

「もう少し給料が増えたら貯金しよう」
「もっと余裕ができたら投資を始めよう」

そう考えているうちに、何年もたってしまうことがあります。

もちろん、生活費が足りないほど家計が苦しいときに、無理をして投資をする必要はありません。

でも、今の生活のなかで少しでもお金を残せるのであれば、できることはあります。

毎月のお金の流れを確認する。
使っていないサービスをひとつ解約する。
毎月1,000円だけ貯めてみる。
余裕があれば、少額から投資を始めてみる。

一つひとつは小さなことでも、立派な一歩です。

「収入を増やすこと」と「今あるお金を整えること」は、どちらか一つを選ぶ必要はありません。
今できる範囲でお金を整えながら、転職や副業など、収入を増やす方法も少しずつ考えていけばいいのです。

「収入が増えたら始める」のではなく、今できることを始めて、収入が増えたらできることを増やしていく。

そんな順番でも、資産づくりは進められます。

収入アップには転職・副業・スキルアップなどの方法がある

収入を増やす方法はいくつかあります。

代表的なのは、今より条件のよい会社へ転職する、副業で収入源を増やす、資格やスキルを身につけて仕事の幅を広げる、といった方法です。

どれも、うまくいけば収入アップにつながります。

ただし、どの方法にも時間や手間がかかり、必ず結果が出るとは限りません。

「収入が少ないなら、もっと稼げばいい」と考えるだけでは、なかなか解決できないこともあります。

それぞれの方法について、少し現実的に考えてみましょう。

転職しても必ず収入が増えるとは限らない

収入を増やす方法として、まず思い浮かぶのが転職ではないでしょうか。
今より給料の高い会社へ転職できれば、毎月の収入を大きく増やせる可能性があります。

ただ、転職では給料だけを見て決めるわけにもいきません。

仕事内容や勤務時間、休日、通勤時間、職場の環境など、働くうえで大切にしたい条件は人それぞれです。
給料は上がったものの、残業や通勤時間が増えてしまえば、負担が大きくなることもあります。

また、希望する条件の求人がいつでも見つかるとは限りません。

年齢やこれまでの経験、住んでいる地域によっても、選べる仕事は変わってきます。

転職は収入を増やす有力な方法ですが、「転職すれば解決する」とは限らないのです。
今の仕事を続けながら求人を見てみるなど、無理のない範囲で選択肢を探していくのもよいでしょう。

副業は本業との両立や時間の確保が必要になる

副業も、収入を増やす方法のひとつです。

本業を続けながら収入源を増やせるため、「転職するのは難しいけれど、もう少し収入がほしい」という人には選択肢になります。

ただし、副業には時間が必要です。

平日に働いているなら、仕事が終わったあとや休日を使うことになります。
家事や休む時間まで削ってしまうと、続けることそのものが負担になるかもしれません。

また、副業を始めても、最初からまとまった金額を稼げるとは限りません。

月に数千円から始まり、少しずつ収入が増えていくこともあります。
副業は「空いている時間で簡単に稼げるもの」と考えず、自分の生活と両立できるかを見ることが大切です。

まずは本業に支障が出ない範囲で考えてみましょう。

資格やスキルを身につけるにも時間とお金がかかる

将来の収入を増やすために、資格を取ったり、新しいスキルを身につけたりする方法もあります。

仕事に役立つ資格があれば、転職で選べる仕事が増えたり、今の職場で評価につながったりすることもあるでしょう。

長い目で見れば、自分への投資になる方法です。

一方で、資格を取れば必ず給料が上がるわけではありません。

勉強する時間が必要ですし、教材や受験料などのお金がかかることもあります。
せっかく資格を取っても、仕事で使う機会がなければ、すぐには収入につながらないかもしれません。

そのため、資格やスキルを選ぶときは「取れそうだから」だけではなく、今の仕事やこれからやりたい仕事に役立つかを考えることが大切です。

収入アップだけを目的に焦るのではなく、これからの働き方も含めて考えてみましょう。

収入アップだけを「正解」にしなくていい

転職、副業、スキルアップ。

どれも収入を増やすための選択肢ですが、すべての人が今すぐできるわけではありません。

仕事や家庭の事情で転職が難しい人もいれば、副業をする時間が取れない人もいます。
勉強よりも、まずは毎日の生活を整えることを優先したい時期もあるでしょう。

そんなときに、「収入を増やせない自分はダメだ」と考える必要はありません。
収入アップは家計をよくする方法のひとつであって、唯一の正解ではないからです。

今すぐ収入を増やすのが難しいなら、まずは今ある収入のなかでできることを考える。
そして、余裕ができたときに転職や副業、スキルアップに目を向けてもかまいません。

大切なのは、誰かの「もっと稼げばいい」という言葉に合わせることではなく、今の自分にできる方法を選ぶことです。

収入アップを目指すことと、今あるお金を大切に使うこと。

どちらか一方ではなく、自分にできることから少しずつ進めていきましょう。

収入がすぐ増えなくても、今できることはある

転職や副業などで収入を増やすには、どうしても時間がかかります。
だからといって、収入が増えるまで何もできないわけではありません。

今ある収入のなかでお金の使い方を見直したり、少しずつ貯めたりすることなら、今日からでも始められます。

大きなことをする必要はありません。
まずは、「今の自分にできる小さなこと」を見つけるところから始めてみましょう。

まずは毎月のお金の流れを把握する

最初にやっておきたいのが、毎月のお金の流れを知ることです。

収入がいくらあって、生活費にいくら使い、最後にいくら残っているのか。
細かく家計簿をつけなくても、まずは大まかに分かれば十分です。

たとえば、家賃や光熱費、通信費などの毎月決まって出ていくお金と、食費や日用品、趣味などに使っているお金を分けてみます。

すると、「思ったより残っている」「ここは少し使いすぎているかも」など、今まで気づかなかったことが見えてきます。

反対に、見直してみたらほとんど余裕がないことに気づく場合もあるでしょう。
それも大切な発見です。

家計を把握する目的は、自分を責めることではなく「今どれくらい余裕があるのか」を知ることです。

まずは今の状態を知るところから、お金のことを考えてみましょう。

無理のない範囲で「残せるお金」をつくる

毎月のお金の流れが分かったら、次は少しでも残せるお金がないか探してみます。

ここで大切なのは、何でも削ろうとしないことです。
食費を極端に減らしたり、好きなことをすべて我慢したりすれば、一時的にはお金が残るかもしれません。

でも、それでは長く続けるのが苦しくなります。

まずは使っていないサブスクを解約する、スマホの料金プランを見直すなど、生活への負担が少ないところから考えてみましょう。

月500円でも1,000円でも、毎月残せるようになれば、そのお金は将来のために使えます。
大切なのは「いくら節約できたか」ではなく、無理なく続けられる仕組みをつくることです。

少ない金額でも、毎月残せる状態をつくることから始めてみましょう。

月1,000円でも将来のために動き始めることはできる

「月1,000円くらいでは意味がない」と思うかもしれません。
たしかに、1,000円を一度貯めただけで、家計が大きく変わるわけではありません。

でも、大切なのは金額だけではありません。

毎月1,000円を先に取り分けるようになれば、「残ったら貯める」から「先に残しておく」という習慣をつくることができます。

貯金として残してもいいですし、生活に余裕があり、当面使う予定のないお金なら、少額から投資を考えることもできます。

最初から月1万円、3万円と大きな金額を用意する必要はありません。

月1,000円でも、自分のお金を将来のために動かし始めたことに意味があります。
そして家計に余裕が出てきたら、1,000円を2,000円、3,000円と少しずつ増やしていけばいいのです。

「少ないから意味がない」と何もしないより、今できる金額から始める。
それも、資産づくりのひとつの方法です。

収入アップと資産形成は同時に進めてもいい

ここまで見てきたように、収入を増やすことと、今あるお金を整えることは別々に考えられます。

たとえば、転職に向けて求人を探しながら、毎月1,000円を貯める。
仕事に役立つ勉強をしながら、少額の積立を続ける。

そんな進め方でもかまいません。
収入が増えるまで、貯金や投資をすべて後回しにする必要はないのです。

もちろん、家計に余裕がないときは、無理に投資をする必要はありません。
まずは毎月のお金の流れを整えて、少しずつ余裕をつくることを優先しましょう。

そのうえで余裕ができたら、自分にできる範囲で将来のためのお金も準備していきます。

「収入アップしてから資産形成」ではなく、「今できる資産形成をしながら、収入アップも目指す」という考え方もあります。

どちらかが終わるのを待つ必要はありません。

今できることを続けながら、できることが増えたときに金額や方法を少しずつ変えていけばいいのです。

大切なのは「収入が増えたら始める」と先送りしないこと

「もう少し収入が増えたら貯金しよう」
「余裕ができたら投資を始めよう」

そう考えるのは自然なことです。

でも、収入がいつ増えるかは分かりません。
転職や副業を始めても、思ったように収入が増えないこともあります。

だからこそ、収入が増えるのを待つだけではなく、今の自分にできることを少しずつ始めておくことが大切です。

最初から大きな成果を求める必要はありません。

できることから始めて、あとから少しずつ育てていきましょう。

今できる小さな行動から始める

資産づくりというと、「毎月何万円も貯金する」「まとまったお金を投資する」といったイメージがあるかもしれません。

でも、最初からそこまで頑張る必要はありません。

まずは家計を確認して、毎月いくら使っているのかを知る。
使っていないサービスがあれば解約する。
給料が入ったら1,000円だけ別の口座へ移しておく。

このくらいの小さな行動からでも始められます。

大切なのは、最初から完璧にやることではありません。
今の生活を苦しくしない範囲で、続けられることをひとつ始める。

それだけでも、お金との向き合い方は少しずつ変わっていきます。

慣れてきたら、次にできそうなことをひとつ増やしていけば十分です。

収入が増えたときに貯金や投資の金額を増やす

今は毎月1,000円しか残せないとしても、ずっと1,000円のままにする必要はありません。
収入が増えたり、家計に余裕が出てきたりしたときに、貯金や投資に回す金額を増やせばいいのです。

たとえば月1,000円から始めて、余裕が出てきたら3,000円、5,000円と増やしていく方法もあります。
すでに少額でも貯金や投資を続けていれば、収入が増えたときにも「何から始めよう」と迷いにくくなります。

最初から大きな金額を用意するのではなく、できる金額で始めて、あとから増やしていく。

この考え方なら、今の生活に無理をさせずに続けやすくなります。

もちろん、収入が増えたからといって、すべてを貯金や投資に回す必要もありません。

今の生活を楽しむためのお金も残しながら、自分にとってちょうどよい金額を考えていきましょう。

自分で変えられることに目を向けよう

給料が上がるかどうか、希望する条件の求人が見つかるかどうか、副業がうまくいくかどうか。

こうしたことは、自分の努力だけでは決められない部分もあります。

一方で、今日何にお金を使うか、毎月いくら残すか、少額でも貯金を始めるかといったことは、自分で決められます。

収入を増やす努力をしながら、今できることにも目を向ける。
その積み重ねが、少しずつ家計の余裕につながっていきます。

「収入が少ないから何もできない」ではなく、「今の収入で何ができるだろう」と考えてみる。

収入が増えるのを待ってから始める必要はありません。

今できる小さな一歩を続けながら、できることが増えたときに、貯金や投資の金額も少しずつ増やしていけばいいのです。

まとめ|収入アップを待たず、今できることから始めよう

収入が増えれば、貯金や投資に回せるお金も増やしやすくなります。ただ、転職や副業、スキルアップに取り組んでも、すぐに収入が増えるとは限りません。

だからこそ、「収入が増えてから」と待つのではなく、今できることから始めることが大切です。

まずは家計を見直して、無理なく残せるお金をつくる。月1,000円でも、将来のために動き始めることはできます。

収入アップも目指しながら、今あるお金も少しずつ整えていく。できることが増えたら、貯金や投資の金額も増やしていってください。

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