少額投資は意味がない?月5,000円と0円の20年後を比較してみた

小額投資は意味がないのか
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少額投資は本当に意味がないのか?

「少額投資は意味がない」

こういった声は、わりとよく見かけます。
たしかに、毎月数万円、数十万円と投資できる人に比べれば、増え方は小さいです。

でも本当に、 少額投資は“意味がない”のでしょうか?

今回は、
・月5,000円積立
・何もしない(0円)
この2つを20年間で比較してみます。

よくある「意味がない」という意見

少額投資に対しては、こんな意見が多いです。

  • 月5,000円ではほとんど増えない
  • それならやらないのと同じ
  • やるならもっと大きな金額でやるべき

どれも一見すると正しく聞こえます。
実際、短い期間で大きく増やしたい場合は、少額では物足りないのも事実です。

ただこの考え方は、「短い期間で結果を出す」というのが前提にあります。

少額投資が軽視される理由

少額投資が軽く見られてしまうのには、いくつか理由があります。

まず一つは、金額が小さいこと。
どうしても「それくらいでは変わらない」と思われがちです。

そしてもう一つは、増え方がゆっくりなこと。
数か月や1年では、ほとんど変化が見えません。

そのため、 「やっても意味がない」という印象になりやすいです。

ただこれは、少額投資そのものの問題というより、 「短期で判断している」ことが大きいと考えられます。

今回の比較(5,000円 vs 0円)

そこで今回は、少し視点を変えて考えてみます。

「どれだけ増えるか」ではなく、 「やった場合とやらない場合でどう違うのか」に注目します。

具体的には、

・毎月5,000円を積み立てる場合
・何もしない0円の場合

この2つを、20年という期間で比べます。

少額投資が本当に意味がないのかどうかは、 「0円との違い」を見ればはっきりします。

ここからは、実際の数字で見ていきます。

月5,000円を20年間積み立てた結果

では、実際に月5,000円を積み立てた場合、どのくらいの結果になるのかを見ていきます。

少額でも意味があるのかは、0円との違いを数字で確認するのが一番わかりやすいです。

シミュレーション条件(年利・期間)

今回の条件は、できるだけ現実的なラインにしています。

  • 毎月5,000円を積み立て
  • 年利5%で運用
  • 期間は20年間

年利5%は、長期で見たときの目安としてよく使われる数字です。
少し高めにも感じますが、現実から大きく外れているわけではありません。

また、20年という期間も、40代から始めた場合を想定しています。

無理のない条件で考えることが大事です。

元本と運用後の金額

この条件で積み立てた場合、

まず投資元本は、
5,000円 × 12か月 × 20年 = 約120万円
になります。

これを年利5%で運用した場合、最終的な金額は、約200万円前後になります。

つまり、 運用によって約85万円増える計算です。

グラフで見ると、時間がたつほど差が広がっていくのがわかります。
少額でも「やるかやらないか」で結果が変わることが見えてきます。

どれくらい増えたのか

「80万円の収益」は、人によって感じ方は分かれると思います。

・思ったより少ない
・それでも増えている
・やる意味はあるかもしれない

いろいろな見方ができます。

ただ一つ言えるのは、 何もしなければ、この80万円は生まれないということです。

また、この結果はあくまで毎月5,000円という前提です。
もし途中で金額を増やしたり、期間が長くなれば、結果も変わってきます。

小さく始めても、あとから広げることはできます。

0円との比較で見える現実

では次に、「 何もしなかった場合と比べるとどうなるのか」を見ていきます。

少額投資の価値は、「どれだけ増えたか」よりも「やらない場合とどう違うか」で考えると、かなり見え方が変わります。

何もしなかった場合の結果

まず、何もしなかった場合です。

当然ですが、

・元本は0円
・増えることもありません

つまり、20年後もそのままです。

ここで気を付けたいのは、 「減らないから安心」と思ってしまうこと。
実際には、物価が上がることでお金の価値は少しずつ下がっていきます。

何もしないことにも、実は見えにくいリスクがあります。

20年後の差はどれくらいか

ここで、先ほどの積立と比べてみます。

・積立あり → 約200万円
・何もしない → 0円

差は、約200万円

元本ベースで見ても、約120万円の差があります。

つまり、毎月5,000円の行動が、20年後に大きな差になるということです。

この差をどう捉えるべきか

この差をどう感じるかは人それぞれです。

・思ったより小さいと感じる人
・これだけ違うなら十分と感じる人

どちらも間違いではありません。

ただ一つ言えるのは、この差は「特別なことをした結果ではない」ということです。

・毎月5,000円
・コツコツ続ける

それだけで生まれた差です。

だからこそ、「やるかやらないか」の違いは大きいと感じています。

少額でも、
・やれば前に進む
・やらなければ変わらない

このシンプルな違いが、時間とともに広がっていきます。

少額投資が「意味ない」と言われる理由

ここまで見てきたように、少額でも差は確実に生まれます。

それでも、「意味がない」と感じてしまう人が多いのも事実です。
これは単純に間違っているというより、どういう視点で見ているかの違いだと思っています。

少額投資は、
・大きく増えにくい
・短期間では変化が見えにくい
という特徴があります。

そのため、「思ったほど増えない」とか「やっても変わらない」と感じやすくなります。

つまり、少額投資そのものの問題というより、見方の問題です。
この前提を整理しておくと、「意味がない」と思われてしまうのかが見えてきます。

①金額が小さい

まず一番大きいのは、金額の小ささです。

月5,000円というと、「それくらいでは変わらない」と感じる人は多いと思います。

たしかに、数万円やそれ以上を投資している人と比べると、増え方はどうしても小さくなります。

そのため、「やる意味が薄い」と考えられがちです。

②増え方が遅い

もう一つは、増え方のゆるさです。

少額での積み立ては、すぐに結果が出るものではありません。

1年や2年では、大きな変化はほとんど見えません。

そのため、
・思ったより増えていない
・やっても変わらない

と感じてしまいやすいです。

③短期で結果を求めてしまう

そして最後に、ここが一番大きいポイントです。

「短い期間で判断してしまうこと」です。

投資は本来、長い時間をかけて増やしていくものです。

それなのに、数か月や1年といった短い期間で判断してしまうと、「意味がない」という結論になりやすくなります。

それでも少額投資に意味がある理由

たしかに、少額投資は大きく増えるものではありません。
そのため、「やっても意味がない」と感じてしまうのも無理はないと思います。

ただここまで見てきたように、やるかやらないかで差は確実に生まれます。

投資は長期で考えるもの

まず大前提として、投資は長い時間で考えるものです。

短い期間では、ほとんど結果は見えません。

ですが、10年や20年と続けていくことで、少しずつ差が積み上がっていきます。

少額でも、時間をかけることで意味を持つ。
これが投資の基本です。

0円との差は確実に広がる

もう一つ大事なのは、何もしない場合との差です。

今回の例でも、
・積立あり → 約200万円
・何もしない → 0円
という差がありました。

この差は、特別なことをした結果ではありません。
毎月5,000円を続けただけです。

それでも、時間がたつほど差は広がる。ここが重要です。

今できることをやる価値

そして最後に、一番伝えたい部分です。

「今できることをやる」

これに価値があります。

・収入が多くなくても
・大きな金額が出せなくても

できる範囲で動くことはできます。

完璧な条件を待っていると、何も変わりません。

でも、小さくでも始めれば、前には進みます。

少額投資は、大きく増やすための手段というより、何もしない状態から抜け出す一歩です。

だからこそ、少額でもやる意味はあると考えています。

まとめ

ここまで、少額投資が意味あるのかどうかを、数字と考え方で見てきました。

結論としては、少額でもやる意味はあります。

今回のポイントをまとめると、

  • 月5,000円でも20年で差が生まれる
  • 0円との差は確実に広がる
  • 短期ではなく長期で考えることが大事

ということになります。

たしかに、少額投資はすぐに大きく増えるものではありません。
ですが、何もしない状態と比べると、確実に前に進みます。

そして、小さく始めたものは、あとから広げることもできます。

いきなり大きくやる必要はありません。

まずは、今できることをやる。
それだけで十分です。

少額でも動いた人と、何もしなかった人では、時間とともに差が出てきます。

だからこそ、小さくても一歩を踏み出すことに意味があると考えています。

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